登録情報
いにしえより酒づくりの中心は京都でした。このはるかな時の流れを背景に齊藤酒造が誕生したのは、明治二十八年のことです。齊藤家の先祖は元禄の頃に泉州より当地へ移り、井筒屋伊兵衛として呉服商を営み、酒造業に転じるまで八代にわたって老舗を受け継ぎ守りました。
当時の商標は柳正宗、大鷹などでしたが、大正天皇の御大典を記念して「英勲」となりました。
その後昭和、平成とこのブランドを丁寧に育て、現在では日本全国をはじめ、海外へも銘酒を送り出し、各地で高い評価を頂いております。
●長年培われた高い醸造技術と新たな取り組み●
全国新酒鑑評会での14年連続金賞受賞は弊社の高い醸造技術を裏付けるものと自負しております。
昔ながらの製法も大切にしながら、酒造りの各工程で機械が最適と判断したものは、機械を導入しています。最新の設備を導入することで、経験の浅い社員にも洗米機での作業を任せたりと、効率も考え常に改善を行っています。
また、日本酒を美味しく飲んでいただくところまで責任を持ちたいと、日本酒と旨い肴を提供するお店を運営する等、新たな取り組みも行っております。
●若い世代へ日本酒の魅力を継承●
お酒づくりや京都ならではの文化に興味のない方でも、是非日本酒の魅力を若い方々に知っていただきたい!と弊社は考えています。「いいものを造りたい」という私たちの志を一緒に感じてください。
皆さんの率直なご意見や前向きな姿勢を歓迎します。
体験プログラム
『14年連続 新酒鑑評会金賞受賞の名酒を辿る!/有給職場体験5日間プログラム』
日本酒の仕込みの本番は冬です。新酒がどのような工程で出来上がるのか、お客様に飲みたい!と思って頂けるようなラベルや品質管理、店頭での提供の仕方等、酒造メーカーの「商い」の本質を体験して頂けます。
【1日目 オリエンテーション】
・会社案内、蔵元見学
作業内容や日本酒の種類について
【2日目~4日目 体験内容】
・日本酒製造体験
蔵元で製造の見学・補助体験
杜氏(酒作りのプロ)の横について補助業務
酒樽の清掃
・製品仕上げ
瓶詰の終わった日本酒のラベル張り、不良品の仕分け
・出荷、配送業務
商品の箱詰め、得意先への配送準備・同行
・蔵開き(3月2日)の運営補助
(「蔵開き」は、酒蔵を一般解放し、地域の人などお客さまを招き入れ、日頃の感謝の気持ちを込めて、お酒を振る舞ったりお披露目したりする催しです。)
・催事場での店頭販売
(参加時期により開催されない場合もあります)
【最終日 振り返りとフィードバック】
・日本酒メーカーを体験して感じたことの振り返り
・就活に活かす人事担当者(もしくは社長)や各部門の社員との座談会
●日本酒の魅力の発見●
日本酒の魅力の一つに、冷やしても温めても楽しめる飲用温度帯の広さがあります。夏は冷酒、冬は燗酒と季節ごとに飲み分けられます。また、それを飲む酒器も、おちょこ、陶器や磁器、ワイングラスと多岐に渡り、それぞれで雰囲気や味わいが違います。海外では有名なワインと匹敵する日本酒の魅力を、是非知って下さい。
●「酒を司る者としての心」を大切にしています●
酒を愛しているからこそ、明日の製品を考え、技術を革新し、お客様に良い酒を提供しています。生真面目なだけでは課題は解決できません。一人では煮詰まってしまうから、柔軟な思考やアイデアを積極的に取り入れる。社員一同その想いで仕事をしています。
製品やお客様を、一番に大切にする姿勢を体験を通して感じ取って下さい。
作業しやすい服装でお越しください(スーツでなくてOKです)。
酒蔵での作業の際は、長靴をお貸しいたします。
催事場での販売時はスーツ着用(催事場の服務規定による)でお願いします。